グランダキシン(トフィソパム)について
グランダキシンってどんな薬?
多汗症の治療薬として処方されることがある「グランダキシン」。薬の成分の名前はトフィソパムといい、自律神経に働きかけることで過剰な発汗を抑える効果が期待できる薬です。
一般的な抗不安薬と異なり、眠気が出にくいという特徴があるため、日常生活を送りながら服用しやすいとされています。
なぜ多汗症にグランダキシンが使われるの?
原発性局所多汗症は、精神的な緊張やストレスが引き金になって発汗が起こることが多い疾患です。グランダキシンは自律神経のバランスを整える働きがあるため、その緊張状態を和らげ、結果として発汗を抑える効果が期待されています。
ただし、グランダキシンは多汗症の保険適応ではありません。ただし、自律神経失調症による発汗には適応処方されるため、処方される機会があります。
実際に飲んでみた話
てぃーえむとグランダキシンとの出会いは診療所にただ一人の薬剤師として働いていた時の事でした。
当時の院長から中々大きい場でのワークショップをしてほしいと依頼を受け、とてつもないプレッシャーを毎日感じていました。
人前に出ることを想像しただけで汗が出るのに、そこで更に発表しなきゃいけないだなんて。
何か解決策はないか・・・なにか!!??
そんな中グランダキシンが不安症状にも効くんじゃないかと調べ上げ、早速院長に相談して服用し始めました。
「薬を飲んでいる」という安心感もあってか、何とか無事にワークショップを終えたのでした。
気になった点としてはやはりこれも抗コリン薬と同じ効き方な部分があってか口の渇きはでてきたし、プロバンサインとの併用で乗り切ったので、のどの渇きがすさまじく、唾液が全然でない感じもあり、喋るのが辛いと感じることがありました。
頭部多汗症など精神性発汗がすごく強くて不安症状が強い方は試してみるのもありかもしれません!
てぃーえむもしばらくは飲んでいましたが、それでも精神性発汗が無くなるわけではなかったので、次第に飲む回数が減っていきました。
グランダキシンの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 一般名 | トフィソパム |
| 分類 | 自律神経調整薬 |
| 剤形 | 錠剤(50mg) |
| 主な副作用 | 眠気、食欲不振、胃部不快感など |
| 注意点 | 自己判断での服用中止は避ける |
飲む際の注意点
グランダキシンを服用する際に知っておきたいポイントをまとめました。
① 必ず医師・薬剤師に相談を
市販薬ではないため、必ず医療機関を受診して処方してもらう必要があります。
② 自己判断で止めない
効果を感じにくくても、自己判断で急に服用をやめると症状が悪化する場合があります。必ず医師に相談してから変更・中止してください。
③ 他の薬との飲み合わせ
他に服用している薬がある場合は、必ず医師・薬剤師に伝えてください。
まとめ
グランダキシンは多汗症に対して一定の効果が期待できる薬ですが、すべての人に効果があるわけではありません。特に「汗をかいたらどうしよう・・・」みたいな精神性発汗を抱えている人は試してみても良いのかと思います。
多汗症で悩んでいる方は、まず皮膚科や心療内科に相談してみることをおすすめします。一人で抱え込まず、専門家に頼ることが改善への第一歩です。
参考: 原発性局所多汗症診療ガイドライン2023年改訂版(日本皮膚科学会)


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