やって良かった?悪かった?ETS
前回までの記事
でてぃーえむが胸部交感神経切除術(ETS)の体験談を書いてきました。
そしてETS後に起こった体の症状についてこれから色々と書いていきたいと思っています。
ただ、その前に今実際にETSを受けようかどうか迷っている人がいらっしゃるかもしれない。
そんな方たちのためにETSを実際に受けたてぃーえむが
「実際にETSをやってみて良かったのか悪かったのか」を今回は書いていきます。
ただし、先に言っておきますがこの記事は
「ETSをやってください」とか「ETSはやめてください」などと偏ったことを言うつもりはありません。ETSをやろうか迷ってる人の判断材料の一つになれば良いなと思っています。
大前提として、これまでの記事でも書いてきましたが、てぃーえむは頭部・顔面多汗症に対する胸部交感神経切除術をうけました。
Th2部位という一番代償性発汗が出やすいとされる手術を受けて5年は経過したてぃーえむがETSをやって良かったか悪かったか、今考えている率直な感想は
やって良かった
です。
なぜそう感じているのか
多分色んな体験談をネットで調べてみると、その多くはネガティブな意見だったんじゃないでしょうか?
実際てぃーえむもネットで色々と調べ物をした際にも「やって良かった」なんて書いているのはなかったです。
なんでそう思っているのかというと、そもそもてぃーえむは先ほども述べたように「頭部・顔面多汗症」でした。
頭部・顔面多汗症は温熱性発汗もありますが、それ以上に厄介なのが精神性発汗です。
暑くもない場所なのに「汗をかいたらどうしよう・・・」と過去の辛い経験がフラッシュバックして汗をかく
人ごみの中で「汗をかいたらどうしよう・・・」と思い始めたら最後ダラダラ汗が一生止まらない。
など、見た目的にも最悪な状況がずっと続くのが精神性発汗です。
てぃーえむの場合もこの精神性発汗が本当に辛かったんですが、ETS後はこの精神性発汗が
全くと言っていいほどなくなりました
その代わりに代償性発汗が体のあちこちに出てきてて、服はびしょびしょで汗染みも気になるレベルで常にあります。
味覚性発汗も強くなったし、自律神経失調症の症状も色々と見え隠れしています。
ただ、そのデメリットよりも遥かに精神性発汗が無くなったメリットの方が大きく、結果としてやって良かったと感じている状況です。
ETSはその人の多汗症の部位によってその後の絶望感が変わるのかも
手掌多汗症で悩む人、腋窩多汗症で悩む人、足底多汗症で悩む人
色んな場所の多汗症で悩む人がいると思います。
ETS後に必ず起こるのが「代償性発汗」
そしてその代償性発汗の部位の多くが胸部や背部、大腿部や陰部に多いんじゃないかと思います。
例えば今まで汗が
手だけ
だとか
脇だけ
だとか
足だけ
ならまだなんとか周りの人から汗を隠し通せたかもしれません。
しかし、代償性発汗は体幹のかなり目立つところの発汗なので
「服で隠し通すのがかなり難しい」
「汗染みも気になるし臭いも気になる」
手掌や腋窩や足底の多汗症の人がそんな状況にいきなりなったらやっぱり後悔すると思うんです。
着たい服も着れないですし、人の目が気になって鬱々としてしまう。
今まで出来たことが出来なくなってしまう。
例えそれまで悩んでいた場所の汗が完全に無くなったとしても、その代償はあまりにも大きい。絶望する気持ちがすごくよくわかります。
しかし、頭部・顔面多汗症の人は少し話が違うんですよね。
頭部・顔面多汗症の人はすでに
「人前で汗を隠し通せずに悲しい思いをしている」
「汗で首元などに隠し通せない汗染みを作って周りに見られている」
ような経験を山のようにしているのです。
そんな状況の人が代償性発汗で汗の場所が変わったとしても、今まで受けていたダメージとそうは変わらないかもしれません。
少なくともてぃーえむはそう感じました。
てぃーえむは手掌や足底や腋窩の多汗症ではない(厳密にいえば量が少ないだけでしっかり汗は人以上に出ていましたが)ので、その人の気持ちをきちんと理解はできていないかもしれません。ただ、局所的な汗しかなかったのが、全身の汗に切り替わってしまうことを考えた場合
とても絶望するだろうなぁという事はわかります。
いままで出来ていたことが一気にできなくなってしまうためです。
このことを踏まえて考えると、頭部・顔面多汗症の人に限ってはこの代償性発汗をある程度受け入れられる器があるのではないかなと思います。
すくなくともてぃーえむはまだ代償性発汗の方がましに感じています。
嫌な事は嫌ですけどね(笑)
最後に
今まで述べたETSに関するてぃーえむの感想はあくまで
数ある意見のうちの一つです
ETSをこれからやりたいなと考えている人がいたなら参考になれば良いなと思いつつも、色んな考えがあるし、代償も大きい手術なのでもっと色んな意見に触れてみてほしいなと思います。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました!


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