幸せの調味料

日常生活

私の職場の土曜日の勤務は月に2回出勤で、午前中で終わります。

今の人たちはこの事を「半ドン」っていうらしいですね。つい最近まで知りませんでした。

「ドン」とついたら

「トゲトゲマントで身を包んだだまし討ちが得意なやつ」

「火を吹くトカゲの最終進化」

くらいしか思いつかない世代なおっさんの私です。

ちょいと前の土曜日の事

その日の勤務は荒れに荒れてイライラしながらようやく解放されたのですが

とにかく気持ちが収まらん!!

ということで少しでも気持ちを鎮めるべく、焼肉ランチに行きました。

焼肉ランチなんてもう何か月も行ってない状況。それはそれは自分へのご褒美なわけです。

並ぶかな?と思ったけど意外とすんなり入れた近所でもまぁまぁ有名な焼肉屋さん。

4人でゆったり座れるような席に私が一人ふんぞり返って座っていました。

カルビがもうすっかりと胃もたれする年齢になってしまったので、あまり脂っこくない肉を中心に焼いては食べ、白飯を掻っ込み。

また焼いては食べ、白飯を掻っ込み。

としていたわけです。

ただ、頭の中にはさっきまであったちょっと腹立つ職場での出来事がずっとリピートしているわけです。

美味しいんだけど、なんか違う。なんなら本当に美味しいのかすらわからん。

「焼肉ランチきたけど、全然収まらん!!」

と、次の一手を考え始めていたところでした。

自分の席の隣にも4人掛けくらいの席がありました。黒いメッシュのカーテンでうっすらと隣の様子が見えるような状況。

そこには老夫婦が向かい合って座っているのが何となくわかりました。

「焼肉なんてほんと何年ぶりだろうね」

おじいさんが言いました。

「そうねぇ~。ほんと中々これなかったもんね~。」

おばあさんは応えました。

的なやり取りを聞きながらも肉を焼いては白飯を掻っ込んでいる私。

その時にまた隣から聞こえてきました。

「あら、焼肉ってこんな美味しかったかしら!ほら、これ食べて!」

とおばあさん。

「本当だ!すごく美味しいね!」

とおじいさん。

それからずっと聞いているこっちも思わず笑顔になるようなやり取りをしていました。

そのやり取りを聞いていると、なんだか嬉しくなっちゃいましてね。

もしかしたらその老夫婦はその席に座るまでに嫌な事をたっくさん重ねて、ようやくたどり着いたのかもしれないですが、それでもそのやり取りはそれはそれは素敵に聞こえました。

「俺もこんな風に歳を重ねていきたいなぁ」とか素直に思ったわけです。

でもまぁそんな中でも肉を焼いては白飯を掻っ込んでいたわけですが。

気づいちゃいました。

さっきよりも明らかに肉が美味い!白飯も美味い!!

同じものを食べていたのに。

隣の老夫婦の幸せな会話を聞いて、きっとイライラしていたのが無くなったんですね。

老夫婦から幸せを振りかけられて呪いが解けたような気分でした。

良くも悪くも結局は自分の気持ち一つで見え方感じ方が変わるんですね。

これから嫌な事いっぱいあるだろうけど、今回みたいな出来事もきっとあるはず。

頑張ろうっと。

とまぁバカな俺はそこで気が付いちゃったわけです。

幸せな気分じゃない時にでも美味いと感じるものがあるなら、本当に幸せな時にそれを食べたら絶頂しちゃうんじゃないかと(笑)

俺の人生の目標に一つ追加

「最高に幸せな時に最高に美味しい物を食べる」

いつかは達成したいですが、その前に

俺の幸せはどこにいけばありますか?(切実)

最後に

何となくタイトルの文言で検索をかけてみたら下記のものがヒットしたので衝動買いしました(笑)

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到着が楽しみ!

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