今回も原発性局所多汗症診療ガイドライン2023年改訂版から記事を書いていますhttps://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/guideline/takansho2023.pdf
多汗症は日常生活に支障をきたす病気
例えば自分が汗をかいた時ってどうしますか?
「まぁどうせすぐ乾くだろう~」とそのまま放置したり
汗拭きシートで拭いたりとか、もしも持ってるなら別の服に着替えるとか
臭いが気になるならデオドラントのスプレーを使ったり
一旦シャワーに入ったり
色々な選択があると思います。
原発性局所多汗症の患者ももちろんあの手この手で対策をしようとしていますが
何にしても頻度多いし量も多い!!
乾くだろうと思っても全然乾く気配がないし
シートで拭いても拭いても汗が出てくるし
着替えてもどうせすぐ濡れるし
体中スプレーまみれで
シャワーに入ったら出てきたくなくなるし、なんなら体拭いてるそばから汗が出る
大げさじゃなくてすべててぃーえむの体験談です。
こんな風に多汗症の人は自分が病気と知ってから知らずかは置いといて、市販の衛生用品などにすごく頼る傾向にあります。
ガイドラインでは上記のようなことが多汗症の患者に起こっており
「学校生活や仕事において汗の事で欠席はしないものの全般労働障害率は30.52%」であると記載がありました。
どういう事かというと、仕事する能力はあるけど
「汗かいたから拭かなきゃ!」
「汗かいたから着替えなきゃ!」
「汗が止まらないどうしよう!」
などで仕事が進まない状況の事を指しています。
このブログを読んでいる多汗症の方どうでしょうか?
てぃーえむはこの事がめちゃくちゃよくわかります!!!
てぃーえむの場合は根幹にあるのが精神性発汗だったので
「汗をかいたらどうしよう」という一瞬の気の迷いだけで発汗する永久機関だったのです。
何度トイレに駆け込んだことか。つらかった。
学校生活や仕事が汗のせいでうまくいかない・・・
原発性局所多汗症の患者はそれぞれの部位の汗にめちゃくちゃ悩んでいます。
「人に見られたらどうしよう」といつも恐怖を感じています。
結果的に原発性局所多汗症の患者は「不安障害」や「うつ傾向」がみられることが指摘されています。
実際に皮膚科外来を受診した100人の患者を原発性多汗症患者の患者とそうではない患者とでBDIといううつ病の検査を行ってみたところ、多汗症患者の方が統計学的有意差をもってうつ病のスコアが高く、かつ多汗症の重症度が大きければ大きいほどうつ病のスコアが更に高くなるとの調査結果があるそうです。
「汗をかく」という当たり前な人間の生理反応が過剰に働いているせいで日常生活に大きなハンディキャップを抱えることになるのが原発性局所多汗症です。
でも、あなたはきっと一人じゃない
汗の事でそれはそれは多くの事に悩み、時にはうつ状態にもなったてぃーえむです。
本当に苦しみましたが、それでも今腐らずになんとか過ごせています。
一番多感な時期に傷つきながらもなんとか過ごせたのは、てぃーえむの事を慕ってくれた親友のお陰です。
あいつらがいたので俺はなんとか笑っていられました。
その時は多汗症の症状についてはどうしても言えなかったんですが、それでもあいつらは俺の事を慕ってくれたのです。
そんなあいつらとたまに飲みに行く機会がいまでもあります。
3年位前ですね。長年抱えていた俺の多汗症の悩みを始めて打ち明けたんです。
正直めちゃくちゃ緊張しました。実は他人に汗の悩みについて打ち明けるのはこれが初めてでした。
あいつらは笑って
「そういえばなんか汗をかいてたな~全然気にしてなかったけど(笑)」
悩んでた時間が何となくもったいなかったと感じました。
この記事にたどり着いたてぃーえむと同じく汗に悩んでいる画面の前のあなた。
大丈夫です。本当に大事な人は汗の事よりもあなたの事を見てくれています。
毎日が辛いと思いますが、大丈夫。あなたはきっと一人じゃありません。
一緒に頑張って生きましょう!


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