鉄拳シリーズで終わることのない論争シリーズ第2弾(笑)
1抜けについてTMの経験を踏まえて考えを書いていきたいと思います。
1抜けとはなんだろう?
鉄拳8になってからは、ランクマッチの仕様が大きく変わりました。
基本2本先取で1クールが終わる形になっています。どちらかが2本とったら終わりという感じですね。
1抜けとは「1試合目で勝った側(負けた側)が再戦(リベンジ)しないでクールを終わらせる」状況の事を指しています。
もちろんゲームの仕様なので必ず再戦をしなければいけない状況ではありません。
なぜこの状況が嫌悪されているのでしょうか?
1抜けが嫌われている理由
多分根底にあるのが「段位システム」です。
段位は近い段位のプレイヤーとマッチし、勝てばその分ポイントが入り、次の段位へ昇格するシステムとなっています。
負ければ当然ポイントは減り、昇格が遠のいてしまいます。
1抜けは「勝てる相手を探して段位をあげる行為」に見られてしまっているので嫌われているんじゃないかなと思っています。
実際にランクマッチで対戦して負けたプレイヤーが1抜けして勝ったプレイヤーをブロックするプレイヤーも少なからずいる状況です。
鉄拳7以前は無限にリベンジができる状況(10連敗さえしなければ)でしたが、そこでもまたリベンジせずに対戦を終えることで批判されるような風潮もありました。
ただ、ブロックは出来なかったのでまたランクマッチで当たる仕様でしたが。
1抜けについて考えてみよう!
皆さんここでちょっと胸に手を当てて思い出してほしいです。
あなたは1抜けやノーリベンジをしたことはありませんか?(笑)
例えば対戦中に家のチャイムが鳴った。「そうだ、郵便届く日だった!」
例えば対戦中に家族に呼ばれた
例えば対戦中どうしてもおなかが痛くなった
例えば急にパソコンの調子が悪くなった
もっと古い時代の話をするなら
ゲーセンにて両替が間に合わなかった。デート中でもともと1プレイだけの予定だった。席を譲らなければいけなかった
などなど
イエスキリストが「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず石を投げなさい」と言ったように
「1抜けやノーリベをしたことのない者が1抜けを悪く言いなさい」
みたいにTMは思ってしまっています(笑)
TMの体験談
もちろんTMも1抜けやノーリベンジをしたことは何度もあります。
全く調子が出なくて勝てない時
ランクマッチの止め時を完全に失ってしまって、あと1回負けたらやめようと心に誓った時
トイレに行きたくて限界だった時
単純にリベンジボタンを押し忘れていた時
チャイムが鳴った時や家族に呼ばれた時や猫に部屋を荒らされた時
などなどとにかくいっぱいあります
「こいつにはどうしても勝てない!」と白旗を振って逃げたこともあります
一番印象に残った経験
ゲーセン時代の話です。
当時TMのホームのゲーセンには4台の筐体が横並びで配置されている状況でした。
夏の暑い時期でゲーセン内はクーラー一応ついていたけどそれ以上に暑くてなかなかに厳しい環境
いつも俺が座っている一番奥の筐体には運が悪く違うプレイヤーが座っていたので、TMは一番手前の筐体に座ってオンラインの波に潜りました。
ところがマッチングして対戦が始まると急に画面がブラックアウト
音はなっているので画面だけが消えて他は正常に動いている状況。たまに画面がつくのでそこで戦うもすぐブラックアウト
当たり前に負けて当たり前にリベンジしないで終えました。
ゲーセン内が暑かったんで「熱暴走かな」と思って一つとなりの筐体へ。
同じくまたオンラインの波に潜ったらさっきと同じ人とマッチング。
そうしたらまたブラックアウト
「ね、熱暴走かな?」と隣の筐体へ
またマッチングしたのは同じ人
まさかのその筐体もブラックアウト
イラっときて店員呼ぶも再現性がなくて、1プレイ保障のみつきましたが、その日はもうゲーセンを後にしました。
その当たった人が実は今の鉄拳プロプレイヤーの人でしたが、その人にツイッターで
「逃げ回ってお疲れさまでした」みたいな感じでわざわざ書き込みに来てくれてました。
流石にイラっとしたけど、確かに逃げ回ったように見えたなぁと思い素直に謝罪して終わりました。
非常にレアなケースですけど1抜けする状況って実は色々とあると思います。
因みにブラックアウトしたのは俺の足の組み方が悪くて、つま先が筐体の変なところに当たって押したことで発生していた事に気づいたのはもう少し先の話です。完全に俺が悪かった(笑)
みんな負けず嫌い
話を少し戻して、1抜けについて嫌悪感を抱く理由としては「なんかズルをしている」印象が根強いからだと思います。
基本お互い段位を上げたくて潜っているランクマッチで1試合目勝ってすぐ抜けられると
勝ったほうは「せっかく美味しくポイントもらえると思ったのに逃げやがって」とやっぱり思ってしまいます
逆に1試合目負けて2試合目にリベンジをしようとしたら抜けられると
負けたほうは「絶対次は勝てたのに逃げやがって!」
となってしまいますよね
気持ちはすごくわかります。
格闘ゲームにおいて必ず「勝ち負け」という形で決着がつくシステムの中で、誰しも「負けたくて」対戦しているわけじゃない。みんな「勝ちたくて」対戦しているわけで。
そんな中で2試合先取のクールが正しく終わらないとなにかもやっとしますよね。
格闘ゲームは他責よりも自責
ここからは完全にTMの考えですが、勝ち負けの要因を相手のせいにする事は成長につながりません
「相手がすごく不利なフレームから暴れてきて負けた」
「相手がいつもこの場面でしゃがんでるから中段うったのにしゃがまずにガードされて確定反撃で負けた」
全ての行動において「相手がこうしたから」という受け身の考えだと、そこから考えが発展しないと思っています。
「相手がすごく不利なフレームで暴れてきて負けた」ではなく「自分が暴れを読み切れなくて負けた」
「相手がいつもこの場面でしゃがんでるから中段うったのにしゃがまずにガードされて確定反撃で負けた」ではなく「自分が読みあいに負けてしてしまったがために試合に負けた」
上記は何が違うかというと
負けたのは相手の行動のせいだった。自分はこのままでよかった。
になるか
自分が相手の行動を読み切れなかった。次はこうしよう。
になるかの違いです。
「相手が」ではなく「自分が」主体的に起こした行動で反省することができると次の行動へつなげるきっかけになりやすいと思っています。
1抜けに対する考えもきっと同じ
ちょっと話がそれましたが、1抜けに対する考え方もきっと同じで、ランクマッチで対戦した相手に勝ち、向こうが1抜けしたときに
「逃げやがって」と相手のせいにするのではなく
「俺の圧勝!この場面で完全に読み勝ったから降参したんだね!オッケーオッケー!」
みたいに自分主体で考えてみましょう。まぁ上記は言いすぎな感もありますけども(笑)
1抜けの理由は本当に様々あるので、段位から離れて考えて
「もしかしてトイレかな?」「郵便届いた?」「家族に呼ばれたかな?」
と考えるのもありですね。TMのようなレアケースに偶然遭遇している可能性もありますし(笑)
何度か当たって同じく1抜けされて気になるならこっちがブロックしちゃえばいい話です。おそらくその相手はあなたのこれからの鉄拳人生に1ミリも必要のない存在です。
最後に
この話は感情面に結構左右されがちな問題であると思います。
勝ち負けが存在する以上イライラしたりとか絶対するし、理屈はわかっていても心が落ち着かないこともあるでしょう。
ただ、そのイライラする時間ってすごくもったいないですよね。その時間を別の事に使えたらきっともっと楽しい人生送れる気がします。
自分なりに整理をつけて、相手主体より自分主体で考えて楽しい鉄拳ライフを送りましょう!


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